喪中の人にお悔やみを伝えるには?喪中見舞いの送り方
不幸があったご遺族に対して送る喪中見舞いは、年賀状が送れない喪中の人に対して挨拶やお悔みの気持ちを伝えるものですが、タイミングやマナーなど、どのように送れば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。
ここでは喪中見舞いを送る時期や書き方などについてご紹介いたします。
喪中見舞いとは?
喪中見舞いとは、喪中であるご遺族を慰め、お悔やみの気持ちを込めて励ますための挨拶状です。喪中見舞いは、こちらから一方的に送るのではなく、喪中(年賀欠礼)はがきへの返信として送ることが一般的です。 喪中見舞いではお悔やみとともに新年の挨拶を控えることを伝えます。もし、喪中はがきで訃報を初めて知った場合は、お悔やみが遅れてしまったことへのお詫びも合わせて述べます。
喪中見舞いはどうやって送ると良い?
基本的に喪中見舞いは喪中(年賀欠礼)はがきの返信として送ります。そのため、暑中見舞いや寒中見舞いのように送る時期に決まりはありません。しかし、喪中はがきを送ってくれたご遺族の方へいち早くお悔みの気持ちを伝えるためにも、喪中はがきをいただいたらすぐに喪中見舞いを送るようにしましょう。
以前ははがきで送る方法が一般的でしたが、近年ではさまざまな返信方法があり、メッセージを添えたギフトを送ったり、お線香やお花(プリザーブドフラワー)付きの電報を送ったりする方法もあります。電報はインターネットで手軽に注文でき、任意のメッセージを入れることもできます。
喪中見舞いに書いたほうが良い内容と例文
喪中見舞いの内容としては、定型的な冒頭の挨拶をはじめ、喪中はがきをいただいたことへのお礼、お悔みの気持ちを込めたメッセージなどを書きます。おめでたい内容は控え、ご遺族の方の気持ちを考えながらメッセージを書いてください。例文を2つご紹介しますので、参考にしてみてください。
例文1
喪中お見舞い申し上げます。
この度はご挨拶状をいただき誠にありがとうございます。
○○様のご訃報に接し、心から哀悼の意を表すとともに、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
服喪中と存じ、年頭のご挨拶は控えさせていただきますが、どうぞおだやかな新年を迎えられますよう、心からお祈り申し上げます。例文2
年賀欠礼のお葉書にて〇〇様が逝去との由を承り、お悔やみの言葉も申し上げられませんでしたこと心よりお詫び申し上げます。
遅ればせながら お悔やみを申し上げますとともに〇〇様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。 心ばかりではございますが、お線香をお送りさせていただきましたので、ご仏前にお供えいただきますようお願い申し上げます。 ご服喪中により年始のご挨拶を控えさせていただきます。どうぞお体に気をつけ、おだやかで暖かい新年を迎えられますよう心よりお祈り申し上げます。
「喪中の人にお悔やみを伝えるには?喪中見舞いの送り方」まとめ
喪中はがきは新年の挨拶を控える通知として送られるのが一般的です。その返信として喪中見舞いを送ることで、ご遺族にお悔やみの気持ちをしっかりと伝えることができます。上記を参考にして喪中見舞いを送ってみてはいかがでしょうか。
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