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社葬に参列するときの必要になる持ち物とマナー

社葬に参列するときの持ち物とマナー

会社の社長や重役の方が亡くなられた場合、一般的な葬儀とは違い、会社が主体となって葬儀を行うことがあります。今回は、そんな社葬に参列する際のマナーや注意点などについてご紹介したいと思います。

社葬とは?

一般的な葬儀は残されたご遺族が施主となって行いますが、会社の社長や会社に大きく貢献した方が亡くなられた場合は、企業が施主となって葬儀を行うことがあります。このように葬儀の運営を企業が行うことを「社葬」と呼び、葬儀の段取りや進行なども会社が主となって進められます。
ただし、喪主がご遺族であることは普通葬と変わりありません。 社葬と聞くと、大企業の社長や重役が亡くなり、数百人規模で盛大に行うようなものをイメージするかもしれませんが、中小企業であっても社葬を行うことがあります。
社葬は、会社に貢献した方を弔う意味を込めて行われたり、企業の今後の体制がしっかりしていることをアピールするために行われたりする場合があります。

社葬の連絡が来たらまずすべきこと

日頃お世話になっている取引先や、仕事上で付き合いのある関係企業から社葬の連絡を受けた場合には、次のような流れで準備を進めていきましょう。

  • 社葬の詳細を確認する

    社葬の連絡を受けたら、詳しい内容の確認を必ず行いましょう。大切なことは、「いつ、どこの、誰が亡くなったのか」、「通夜、葬儀、告別式の日時と会場」、「担当はどこの葬儀社で、誰が葬儀委員長を務めるのか」ということ。
    供花や供物を用意する場合には、この時点で確認を入れておく必要があります。一般的に社葬の場合は、香典の受け取りを辞退するケースがほとんどですが、香典や供花・供物を受け付けているのかどうかが分からない場合には、先方に確認しても構いません。

  • 参列者の人選を行う

    社葬の詳細が確認できたら、社葬に対応する人選をできるだけ早急に決めていきます。具体的には、「通夜に出席するかどうか、する場合は誰が出席するか」、「葬儀・告別式には何人出席するか」、「誰が出席するか」、「手伝いを派遣する必要があるかどうか、派遣する場合は誰が担当するか」などを細かく決めていきます。なお、参列者を決める際には故人よりも下の役職の人が参列すると失礼になってしまうため注意が必要です。故人に対する敬意を表すためにも、同等以上の役職についている人を参列者として選びましょう。

社葬に参加できない場合は?

本来であれば弔問することが理想ですが、スケジュールなどの都合で参列できない場合もあるかと思います。社葬に参列できない場合は、弔電や供花を送るなどして、お悔みの言葉を伝えるようにしましょう。供花や線香と電報がセットになったものもあります。

社葬に参加するときの服装

社葬と言っても、参列するルールや服装は普通の葬儀に参加するときと特に変わりありません。下記を参考に一般的な葬儀に参列する服装を準備しましょう。

  • 男性

    男性は黒のフォーマルスーツ(礼服)に白いワイシャツを着用します。ワイシャツにはカフスをつけないようにしましょう。ネクタイは黒で光沢感の少ないものを選び、ネクタイピンも外しておきます。靴と靴下も黒色を選び、派手な金具や柄がないものを準備します。また、アクセサリー類は結婚指輪以外のものはすべて外しておきます。

  • 女性

    女性は黒の礼服を着用し、ストッキングや靴も黒を着用するようにします。できるだけ肌の露出は避けるようにし、薄いメイクを心がけましょう。アクセサリー類は真珠のネックレスをつけるのが一般的です。男性の場合と同じように、他のアクセサリーは結婚指輪以外外しておくようにしましょう。

社葬に参加するときの持ちもの

持ちものに関しても社葬と普通葬でおおむね変わりはありません。一般的な葬儀に参列するための持ちものを準備してください。

  • カバン

    男性なら黒いビジネスバッグ、女性であれば光沢感の少ない黒基調のバッグを準備しましょう。あまり大きいものは参列の邪魔になるので、小さいものを選びましょう。

  • 数珠

    仏式の葬儀に持参します。数珠の種類は本式数珠と略式数珠の2種類がありますが、宗派を問わず使用できるのは略式数珠です。

  • 香典

    普通葬では準備するのが一般的ですが、社葬の場合は受け取りを辞退している場合もありますので、参列する前に確認しておきましょう。

  • ハンカチ

    白や黒を選び、派手な柄がないものを準備します。

  • 名刺

    ビジネスの場ではありませんが、社葬にはさまざまな企業関係者が参列します。突然のご挨拶でも対応できるように、名刺は必ず準備しておいてください。

社葬に参加できず後日弔問をする場合のマナー

仕事上のスケジュールの都合で止むを得ず社葬に参列することができなかった場合には、必ず後日弔問に訪れましょう。それでは、後日弔問を行う際のマナーを詳しくみていきます。

  • 服装について

    弔問というと喪服を着用するべきと思われがちですが、後日弔問の場合には喪服を連想させる黒服は避けるのがマナーです。葬儀が終わってから訪問する場合には、平服で問題ありません。もちろん、派手すぎる色や柄のものは当然NGです。

  • 事前に遺族に連絡をする

    後日弔問をする場合には、必ず事前に遺族へ連絡をして弔問に伺っても良いのか、またいつが良いのかを確認します。万が一、遺族が弔問を断った場合には、その意思を尊重することが大切です。

社葬の参列方法やルールについては、基本的に普通葬と変わりありません。上記を参考に服装や持ちものを準備しましょう。社葬に参列できない場合は弔電や供花を送るなどして、お悔みの言葉を相手に伝えるようにします。

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