授かり婚の場合の結婚祝いプレゼントの選び方

近年では、妊娠してから結婚する「おめでた婚」や「授かり婚」をするカップルが増えていますが、ここで悩んでしまうのがお祝いの贈り方ではないでしょうか。
喜ばしいことが2つ同時に起こることになりますが、結婚祝いと出産祝いを同時に渡してもよいのかなど、授かり婚のお祝いに関してのさまざまな疑問について考えていきたいと思います。

結婚祝いと出産祝いは、通常は贈る時期がずれるので、別々に贈るお祝いです。
授かり婚の場合、結婚式と赤ちゃんが生まれる時期が近いですが、まずは結婚のお祝いを渡し、赤ちゃんが生まれてから出産祝いを渡すようにしましょう。
たとえ、結婚する日と出産予定日が近くても別々に渡した方が良いでしょう。
ただし、結婚祝いを渡すのが遅れ、赤ちゃんが生まれてしまった場合には、出産祝いと同時に贈っても構いませんが、蝶結びや結び切りなど、結婚祝いと出産祝いでは熨斗の種類が違いますので、同じ熨斗でお祝いを渡さないように注意しましょう。

授かり婚であっても、結婚祝いのプレゼントの相場は一般的な結婚祝いと変わりありません。
相手が兄弟や親戚の場合は3～10万円程度、友人や知人の場合は1～3万円。
結婚式に参列する予定がある場合は3千円～1万円程度が相場です。
出産祝いの場合は、相手が兄弟や親戚の場合は1～3万円、友人や知人であれば3千円～1万円程度が相場です。
ご祝儀として渡す場合でも、必ず2つのご祝儀袋に分けて入れるようにしましょう。

授かり婚をお祝いするプレゼントは、どのようなものが人気なのでしょうか。
注意しておきたいのは、出産祝いのプレゼントとは分けて考えること。お子さんが産まれていないのに、ベビー用品を贈るのは避けた方が良いでしょう。
授かり婚のプレゼントとしては、マタニティ用品や体を気遣うグッズがおすすめです。

• ブランケット

  ブランケットやタオルケットは妊娠中の体を温めることができるため、授かり婚のプレゼントとしては人気があります。
  肌触りが良いものがおすすめです。

• タオル

  タオルは妊娠中はもちろん、お子さんが生まれてからもよく使いますので、いくつあっても困りません。
  オーガニックなどの肌にやさしい素材のものを選ぶと喜ばれます。

• ノンカフェイン系のお茶やコーヒー

  妊娠中は気持ちが不安定になりがちですので、美味しいお茶やコーヒーを贈って、リラックスした時間を過ごしてもらいましょう。
  ただし、カフェインが入っている飲み物は控える妊婦さんが多いので、ノンカフェイン系のお茶やコーヒーを贈るのと良いでしょう。

• カタログギフト

  プレゼント選びに迷ってしまったら、カタログギフトを贈って相手に欲しいものを選んでもらうのも1つの方法です。
  予算に応じてさまざまなタイプがあり、贈る側にとっても手軽で便利なプレゼントです。

授かり婚と言えども、赤ちゃんが生まれていない段階で出産祝いを贈ったり、ベビー用品をプレゼントするのは良くないとされています。
上記を参考に授かり婚のプレゼントを選んでみてはいかがでしょうか。

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