結婚式で両親に贈るプレゼントの選び方

結婚式の最後を飾る、新郎新婦から両親への花束贈呈。最近では、花束の代わりにプレゼントを贈るケースが増えていることを知っていますか？ これらのプレゼントには、両親にとって印象に残るエピソードが込められていることが多いようです。この記事では、結婚式で両親へ贈るプレゼントの選び方や、贈り方のアイデアについて紹介します。

結婚式に限らず、お祝いに贈るものといえば「花束」をイメージする方も多いことでしょう。結婚式では、長い間育ててくれた両親へ、感謝の気持ちを伝える場面で花束を贈呈することが定番となっていますが、必ずしも花束である必要はありません。
例えば、両親が遠方に住んでいる場合、家へ戻るまでに花が枯れてしまうという理由や、より強く感謝の気持ちを込めた品物を贈りたい、と言う気持ちから、形に残りやすいプレゼントが選ばれています。

現在では結婚式の方法も多様化しており、必ず両親にプレゼントを贈るべきというわけではありませんが、自分を育ててくれた両親に対して、感謝の気持ちを伝えることは普段なかなかできないものです。そのため、結婚式のように特別な場面で、花束やプレゼントが贈られているのではないでしょうか。

両親へ贈るプレゼントを選ぶときは、何よりもまず、両親が喜ぶ姿を思い浮かべながら、「毎日の暮らしに役立つ実用的なもの」、「両親や自分たちにとって思い出に残るもの」を選ぶようにします。また、毎日目に触れる場所に置きたくなるようなデザインを意識すると、結婚式の思い出が蘇ります。

あらかじめ欲しいものをリサーチしておく方法もありますが、親子だからこそ分かりあえるものを新郎・新婦で相談して決める方が、サプライズとして喜ばれます。

では、結婚式で花束の代わりとして選ばれることの多いプレゼントには、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは、「ご両親と自分たちにとって思い出となるもの」という視点からご紹介します。

• ウェイトドール（体重ベア）

  新郎または新婦となる方が生まれた時と同じ体重のお人形を、ウェイトドールと呼びます。ご両親にとっては、生まれた我が子を初めて抱っこした時の感動が蘇るプレゼントとして人気です。人形の他にクマ、犬、アニメの人気キャラクターなど種類やデザインも豊富です。

• フォトフレーム

  結婚式で撮影した家族写真、これから生まれてくる孫の写真など、2～3枚入れられるタイプがおすすめです。フォトフレームを贈るときは、写真を入れる部分にメッセージカードを差し込んでおくのも良いでしょう。プレゼントとともに、感謝の気持ちを添えることができます。

• プリザーブドフラワー

  花束は生花のため、しばらくすると枯れてしまいますが、プリザーブドフラワーなら、水やりをする必要もなく2年間ほど、生花のような色鮮やかさを保つことができます。 お花やケースのデザインも種類豊富で、ラメ入りのものやデコレーションを加えたものなどもあります。

できることであれば、プレゼントと一緒に両親へ贈るメッセージを綴った手紙を添えましょう。プレゼントに込められた思いなど、結婚式だけでは伝えきれない感謝の気持ちを文字に残すようにします。
結婚式のサプライズとして、当日に電報を贈るのも素敵なアイデアです。

結婚式は、これまで大切に育ててくれた両親へ、感謝の気持ちを伝える絶好の機会です。結婚式や新生活に向けて何かと忙しく、プレゼントをじっくり選ぶ時間を確保できないこともありますので、できるだけ早めに準備しておきましょう。子育てを終えてホッとしながらも、ちょっと寂しい気持ちに浸る両親の気持ちを思い浮かべながら、素敵なプレゼントを選んでみてください。

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