どのお花がおすすめ? 花束を贈るときの選び方とマナー
外国では、お祝いごとに限らず日常的に花束を贈る習慣が根付いていますが、日本では不慣れな方も少なくないはずです。
最近では、インターネットを使って気軽に花束を贈れるようになっていますので、機会があればぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
ここでは、花束を贈る時に知っておきたいマナーや選び方のポイントについて紹介します。
花束を準備するタイミング
オリジナルの花束をオーダーして贈りたい場合は、実際に花屋に出向いて注文するとイメージを伝えやすいですが、花束やフラワーアレンジメントは出来上がるまでに20~30分ほどの時間が必要です。
また、花束に入れたいと思っていた花が当日入荷しているとは限りませんので、心配な方は3日程前に予約をしておきましょう。
そうすれば、指定の時間には花束が完成しているはずなので、受け取りにも時間がかかりません。
インターネットで希望の花束を注文したいという場合は、花束を贈りたい日の3日前~1週間前くらいには注文しておくようにしましょう。花の種類や配送地域によってかかる日数は異なります。
なかには当日発送に対応しているショップもありますが、配送中のトラブルなど万が一の事態に備えて、早めに注文しておくことをおすすめします。
花束を選ぶ際に考えるべきポイント
花屋さんに素敵な花束を作ってもらうためには、次のようなポイントを押さえておきましょう。事前に考えていくことで、スムーズに注文することができます。
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サイズ感と予算
まずは、全体を大きく華やかにするか、小ぶりでかわいらしくまとめるかといったサイズ感と、予算をざっくりとイメージしておきましょう。
例えば大きな花束やフラワーアレンジメントを贈りたいと考えた場合、単価の高い花を使うと予算オーバーになってしまうことがあります。
しかし、自分なりの予算が決まっていれば、使う花の単価を下げるなどして対応してもらうことが可能です。 -
どんなシーンで贈るか
どんなシーンで花束を贈りたいのかを必ず伝えるようにしましょう。
お誕生日、発表会、入学や就職のお祝い、卒業や退職のお祝い、新規開店や新築祝い、結婚記念日、プロポーズなど、花束を贈るシーンはさまざまです。
自分が贈りたいシーンにどんな花束が合っているのか、不慣れだとイメージしにくいものですが、慣れている花屋さんなら大丈夫。
そのシーンにふさわしい雰囲気の花束を提案してくれるはずです。 -
相手のイメージや雰囲気に合う花を選ぶ
花束を贈るときは、相手のイメージや雰囲気に合った花を選ぶことも大切です。贈る相手の年齢や性別も考慮すると良いでしょう。
例えば同じバラでも、赤、ピンク、白、黄色などたくさんの色があり、色によってイメージが変わります。
自分で判断できない場合は、「おしゃれな人なのでゴージャスに」「子どもなのでかわいらしくしたい」などと伝えながら、花屋さんと一緒に選んでみてはいかがでしょうか。
シーン別の花束の選び方とマナー
花束選びのポイントはわかったものの、いざたくさんの花を前にすると迷ってしまうという方もいるかと思います。
そこで、花束を贈るシーン別にどんな花を選んだら良いかをご紹介しましょう。また、花束を贈るときには、相手のために心がけたいこともあります。
あわせてお伝えしますので、マナーとしてぜひ覚えておくと良いでしょう。
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お祝いとして花束を贈るときの選び方とマナー
入学・卒業、就職・退職、お店の開店、新築といったお祝いごとには、季節のお花を使った色とりどりの花束など、華やかなイメージのものを贈るのがおすすめ。
苦難を乗り越えゴールに辿り着いた相手の努力をたたえ、門出を祝う「スイートピー」、お祝いや激励の花言葉を持つ「ポインセチア」などを添えるのも良いでしょう。
ただし、あまり花束が大きすぎると持ち帰るのが不便だったり、飾る場所が限られてしまったりするため、サイズをよく考えて贈ることも大切です。 -
出産や結婚のプレゼントとして花束を贈るときの選び方とマナー
出産や結婚のお祝いには、ピンクなどのパステルカラーの花束がよく選ばれます。
アメリカで結婚式当日に花嫁が身に付けると幸せになれるとされる「Something Four」の一つに「Something Blue」が含まれることから、青いお花を贈るのも密かな話題となっているようです。
そして、出産後はお花の手入れに時間をかける余裕がないかもしれませんので、あまり手入れを必要としないお花を選ぶと良いでしょう。 -
お見舞いとして花束を贈るときの選び方とマナー
お見舞いには、花瓶不要ですぐに飾れるアレンジメントがおすすめです。
体調が優れない中、香りが強すぎるお花や、服につくほど花粉が落ちるお花は、相手の身体に負担をかけてしまうため避けるようにしましょう。
また「(病気で)寝付く」イメージを連想させる鉢植えや、トゲのあるお花も不適切です。
なお、病院によっては生花の持ち込みを禁止している場合もあるため、入院中の方をお見舞いする際は、あらかじめ病院のルールを確認しておきましょう。 -
お悔みの供花を送るときの選び方とマナー
四十九日法要以降に送る花束(供花)には、淡い色のお花や故人が好んだお花を入れて良いとされていますが、それ以前は、白一色(白上がり)とするのがマナーです。
トゲのあるお花や花瓶を必要とする花束は、ご遺族に迷惑となるため避けましょう。
また、地域によってお悔やみにふさわしくないとする花もあるため、不安な場合は葬儀会場に問い合わせてから準備すると安心です。
「どのお花がおすすめ? 花束を贈るときの選び方とマナー」まとめ
花束は、上記で紹介したように選び方、贈り方ひとつで相手に不快な思いを与えてしまうこともあるため注意が必要です。
相手の好みはもちろんのこと、相手の状況や届けるまでの時間、距離などにも配慮した上で購入するようにしましょう。
なお、車で数時間かかる場所に届けるときなど、お花を渡すまでに時間を要する場合は、美しさを長く保てるよう加工したプリザーブドフラワーも検討してみると良いでしょう。
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