何を贈る? 周年記念のお祝いの選び方
設立や創立日というのは、その企業やお店にとって節目となる大切な日。仕事の取引先や、知人の経営する飲食店などがこうした周年記念を迎えた時には、日頃お世話になっている感謝の気持ちを込めて、きちんとお祝いをしたいものです。
そこで今回は、お店や会社の周年記念に贈るお祝いについて、選び方のポイントを詳しく解説していきます。
周年祝いとは?
創立日や設立日というのは会社やお店にとっての誕生日とも言えるおめでたい日です。特に1周年、3周年、5周年、10周年、15周年といった節目の年は大切な記念日ですので、今後も変わらぬお付き合いを重ねていくためにも、心を込めてお祝いを贈りましょう。
このように、日頃お世話になっている会社やお店などの設立日や創立日といった周年記念に贈るお祝いを「周年祝い」と言います。
特に仕事で付き合いのある会社への周年祝いは、ビジネスマンとしてのセンスやマナーが問われるものでもあり、お祝いの仕方によっては今後の取引に影響が出てしまう可能性も決してゼロではありません。
自分が担当している取引先や重要顧客の周年記念日は、失念してしまうことがないように、きちんと把握しておくようにしましょう。
周年祝いのプレゼントはいつまでに贈ったほうが良い?
では、実際に周年祝いを贈る場合、いつまでに贈れば良いのでしょうか。これは、贈り物の種類や記念式典の有無によっても異なります。
例えば、周年記念の式典を開催する取引先へお祝いのお花を贈る場合には、式典当日、遅くとも開場時間の1時間前までに届くよう手配をしましょう。
特に記念式典などを行わない場合には、創立・設立記念日の1週間くらい前までには、相手へ届くようにします。花を贈る場合には、1週間から前日くらいまでに贈るのがベストです。
人によっては吉凶運勢を示した「六曜」を気にする方もいますので、大安や友引の午前中か夕方など、日柄を選んで贈るという気配りも大切です。
周年祝いのプレゼントの相場
周年祝いの相場は相手とのお付き合いの深さによっても異なりますが、一般的には2万円~5万円が相場だと言われています。
個人で贈る場合には、5,000円からという場合もあるようですが、会社単位や複数の友人で集まって贈る場合には相場は高くなる傾向にあります。
例えば、会社にとって重要な取引先の周年記念の場合には、10万円と多少金額が高くなることもあるようです。
周年祝いのプレゼントの選び方
周年祝いのプレゼントには、どのようなものを贈れば良いのでしょうか。おすすめの3つを紹介します。
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胡蝶蘭
最もポピュラーな周年祝いのプレゼントといえば「幸福が飛んでくる」という花言葉を持つ胡蝶蘭。豪華絢爛でどんなお祝いごとにもぴったりの贈り物です。金額によって花の数や茎の本数が変わってきます。おすすめはどんな内装にも合う白の胡蝶蘭。ラッピングも清楚なものを選ぶようにしましょう。また、周年祝いの場合には、赤い花や赤いラッピングなどは「赤字」や「火事」を連想してしまうため避けるのがマナーです。
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スタンド花
周年祝いの記念式典を行う場合には、会場を華やかに演出してくれるスタンド花がおすすめです。手配をする際には、あらかじめ会場の広さや雰囲気などを調べておき、それに合わせたアレンジメントに仕上げてもらいましょう。
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バルーン
レストランやショップなど店舗の周年祝いには、お祝いバルーンもおすすめです。商品によっては店名やメッセージをバルーンに入れてくれるところもあるため、オリジナリティ溢れるプレゼントで店舗を華やかに演出することができます。
ただし、花と比べるとややカジュアルな印象になってしまうため、ビジネスシーンにはふさわしくないケースもあるので注意しましょう。
「何を贈る? 周年記念のお祝いの選び方」 まとめ
周年祝いを贈る際にはいくつかのマナーがあります。
上記の内容を参考にして、取引先との関係、状況に合った記念のお祝いを贈るようにしましょう。
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