開業祝いにお花を贈るときのポイント
独立開業や新しい支店・営業所の開設を祝し、事業の発展や応援の気持ちを込めて贈る開業祝い。お祝い事にふさわしい品物を選ばなくてはいけません。
店舗や事務所を華やかな雰囲気にし、多くの方の目に触れるお花は、開業祝いにぴったりの贈り物。
開業祝いには、火事や赤字を連想させるもの、目上の人を踏みつける意味を連想させるものを避け、
ここでは開業祝いのお花の選び方や贈る時期について説明します。
開業祝いを贈るタイミング
お花は、何と言っても鮮度が命。開業祝いにお花を贈る場合は、開業当日に最も美しい状態でお花を飾ってもらえるよう、
開業日の午前中、オープン前のできるだけ早い時間帯に届くよう手配することが大切です。
ただし、開店前の準備で忙しくしているスタッフに迷惑をかけないよう、あらかじめ連絡を入れておくのがマナーです。日持ちのする観葉植物などであれば、開業前日に届くようにしても良いでしょう。
開業祝いの相場の目安
開業祝いの相場は、取引先または親族に贈る場合は10,000円~50,000円、親しい友人には、5,000円~10,000円と考えるのが一般的で、贈る相手との関係性やお付き合いの程度によって異なります。
もちろん、金額ではなくお祝いの気持ちを込めて贈ることが重要ですが、特にお世話になっている方や、今後も長いお付き合いになる方には、予算を少し高めに設定することが多いようです。
開業祝いのお花の選び方
開業祝いには、以下に紹介するようなお花がおすすめです。
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胡蝶蘭
古代ギリシャの時代から子孫繁栄のシンボルとして愛された蘭の花。中でも「幸福が飛んでくる」という花言葉を持つ胡蝶蘭は、他のお花に比べると少し値段は高めですが、開業祝いにぴったりの贈り物です。 比較的手入れがしやすく植物の手入れに慣れていない方でも管理のしやすいお花です。
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観葉植物
インテリアとしても楽しめるポトスやパキラ、ベンジャミンなどの観葉植物も人気です。観葉植物には、室内の空気を清浄化させたり、見る方をリラックスさせる効果があると言われています。
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スタンド花
大きくてボリュームのあるお花を贈りたい方には、スタンド花がおすすめです。店舗や事務所の玄関前に飾れば道ゆく方に開業をアピールできるため、集客を臨むスタッフの方にも喜ばれるでしょう。
開業祝いと一緒に添えると良いもの
開業祝いにお花を贈る場合は、以下に紹介するようなメッセージを添えて贈るとより印象に残るものとなります。引き続き良い関係を築けるよう心を込めてメッセージを贈りましょう。
「ご開業おめでとうございます。
この日を迎えるために日々頑張られていたお姿をずっと拝見しておりました。遂に夢が叶いましたね。ひとえに皆様のご努力の成果と、心よりお祝い申し上げます。今後ますますのご繁盛をお祈りいたします」
「ご開業おめでとうございます。
素敵な事務所(お店)ですね。これからますます忙しくなるかと思いますが、体に気を付けて頑張ってくださいね。陰ながら応援しています!」
「開業祝いにお花を贈るときのポイント」 まとめ
開業祝いは、お祝いの気持ちを伝えるだけではなく、引き続き相手と良好な関係を築いて行くためにも欠かせないもの。 日頃お世話になっている取引先や、親戚・知人が開業することを知ったら、開業日に間に合うようお祝いの準備を始めましょう。