孫の初めての誕生日のお祝いは何を贈る?
可愛いお孫さんの初めての誕生日である「1歳」のときには、初誕生のお祝い行事があります。このような行事を前にすると、プレゼントは何にすればいいのか悩んでしまうことでしょう。
そこでここでは、初誕生の行事から、費用やプレゼントの相場などを、まとめてご紹介します。
1歳の誕生日に行う「一生餅」って?
「一生餅」は、赤ちゃんの成長をお祝いする伝統的な儀式。赤ちゃんの初めての誕生日に行う「一生餅」とは、満1歳を無事に迎えられたことに感謝し、「病気に負けず、強く生きて行けるように」と、無病息災を祈願する儀式のことです。
この儀式は地域性が出やすく、名称も「誕生餅」、「踏み餅」、「力餅」、「背負い餅」などさまざまな呼び方があります。お餅を背負わせたり、お餅を踏ませたり、お餅の上を歩かせたり、その内容も地域ごとに異なるようです。
「一生(いっしょう)食べ物に困らないように」という願いが込められている
地域性のある「一生餅」ですが、使うお餅は「一生(いっしょう)食べ物に困らないように」という願いを込めて、一升分のお餅を丸餅にするというのはどこも共通しています。
1歳の赤ちゃんが2kgもある一升のお餅を背負うと、バランスを崩して転んでしまったり、なかなか立てなかったりすることがあります。
ここで立てたり、歩くことができれば立派なことで縁起がいいとされていますが、実は1歳の誕生日を迎える前に歩き出すのは、「家を離れるのでよくない」とも言われています。
むしろ親元を早く離れてしまわないように、転んで上手に歩けなかったり、立てなかったりしたほうが縁起がいいとする地域もあるようです。
初誕生のご祝儀やプレゼントの相場は?
ではお孫さんの初めての誕生日に贈る、ご祝儀やプレゼントの相場はいったいどのくらいを目安にすればいいのでしょうか?
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お孫さんの場合3万円~5万円、兄弟の子供の場合は5千円~2万円程
お孫さんが1歳になった際のご祝儀の相場は、だいたい3万円~5万円程が多いようです。ただ、ご祝儀にプラスして何か物をプレゼントする場合には、この相場よりも低いこともあります。
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兄弟の子供は5千~2万、親戚知人の子供は3千~1万
兄弟の子供の場合は5千円~2万円程で、それが親戚や知人のお子さんの場合は、3千円~1万円程度が相場になってくるようです。
おさえておきたいマナー
お祝いのマナーについてご紹介します。
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お祝いを渡すときのご祝儀袋のマナー。水引は紅白の蝶結び、表書きは「初誕生御祝」
お祝いを渡す際のご祝儀袋のマナーとしては、水引は紅白の蝶結びを選び、表書きは「初誕生御祝」、「祝初誕生」、「祝御成長」と書かれているものを選ぶようにします。
プレゼントは何を贈ると喜ばれる?
「ご祝儀以外で、お孫さんへ何かプレゼントを贈りたい」というときは、どんなものを贈れば良いのでしょうか?
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定番は、お孫さんの成長に沿った「靴」や「カバーオールなどの洋服」
もし、お孫さんが歩き始めであれば、ファーストシューズや動きやすいカバーオールなどのお洋服をプレゼントするのがおすすめです。可愛さだけでなく、動きやすさや機能面も考えたものを選ぶと喜ばれるはずです。
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「絵本」や「アルバム」で世界に一つだけの贈り物で特別な日をお祝いする
他にも、お子さんの名前を主人公にした、世界にひとつだけの絵本やアルバムなどが作れるものもあるので、オリジナリティのある特別な物を贈りたいときはこちらも選択肢のひとつに入れてみてはどうでしょうか。
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特別な日。今、あえて電報でお祝いする。
赤ちゃんの誕生日に手紙でもメールでもない、なかなか貰うことのない電報が届いたら、赤ちゃんのご両親はきっと驚き一味違うサプライズに感動することでしょう。
一度目は赤ちゃんのご両親、二度目は成長したお孫さんをびっくりさせることができるのではないでしょうか。手紙とは一味違うお祝いを演出できるはずです。
「孫の初めての誕生日のお祝いは何を贈る?」 まとめ
昔は、現在のように毎年のようにお誕生日を祝うという習慣がなかったため、満1歳の誕生日には家族以外の人も招いてお祝いをしていたようです。
しかし、いまでは、毎年お誕生日をお祝いするのが一般的になってきたことから、満1歳の誕生日でも祖父母や家族などの近親者のみで行うことが増えてきているようです。
それでも記念すべき日であることには変わりはありませんので、お孫さんの初めてのお誕生日には、素敵な贈り物をして盛大にお祝いをしてあげましょう。
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